〜長野県佐久市塩名田
 中山道の宿場・塩名田宿は、千曲川の東岸。小さな宿場でしたが、本陣と脇本陣が合計3軒あり、賑わっていたそうです。かつて、大きなケヤキがありその根元から湧水があり、旅人の喉を潤していたそうです。民謡《塩名田節》に、「塩名田名所は千曲川 次に名所は瀧の水…」と歌われています。現在ではケヤキの古株が辛うじて残っており、周囲は東屋が作られ、涼やかな空間となっています。