<長野県飯田市中郷>
正八幡宮/12月11日(宵祭り)12日(本祭り)

上村の中心地の上町から国道152号線を北上し、山手に入っていく。神社は山道から少し下ったところにあります。

中郷は、仕事についてから1度来ました。上町を2回見ていた後で、違いはあるのかなあと、訪ねていきました。耳を澄ますと聞こえてくる霜月祭の笛のメロディ−上町のものとはほとんど同じに聞こえるのですが、よく聞いていると少し変化させながら吹いているところがあったように思います。

面の舞では、上町の四面の湯切りが「水王」「土王」の二人が一緒に行っていたのですが、中郷では初めに「水王」が行い、続いて「土王」というように別々でした。

また、天伯の面は、荒々しい鬼のような表情ではなくて、「武内宿祢」という、翁のような表情の面でした。


◎本祭りの次第
1  釜洗い
2  座揃い
3  大宮祓い
4  七五三引
5  神名帳
6  申し上げ
7  釜清め
8  湯殿渡し
9  湯立て
  ・先湯一、二、三  
  ・池大明神の湯立て
10 神の子の舞
11 宮清め
12 湯の花の神事
13 七石の湯
14 上げ湯
15 中祓い
16 御一門の湯
17 お倉開き
18 装束舞
 ・四つ舞
 ・たすきの舞
 ・羽揃えの舞
19 寄り湯
20 鎮めの湯立て
21 お面の舞
 ・神太夫夫妻
 ・八社
 ・津島天王
 ・四面
22 宮天伯
23 金山の舞
24 神おくり
25 面おくり
26 遊びの舞
27 直会

        

                                参考:上村教育委員会「かみむらの霜月祭り 祭と面」