新野の雪祭<鍛冶>

親鍛冶 番子
鍛冶の娘

拝殿前で行われる狂言である。親鍛冶と番子はお互いに仕事に身の入らないことをなじり合い、回りの旦那衆がとりなす。それをユーモアたっぷりのアドリブで盛り上げる。最後に鍛冶の娘が登場し、2人の回りを回って庁屋へ入る。やがて番子が娘の後を追い、親鍛冶も両人を追って庁屋へ入る。仕方なし、旦那衆が「鍛冶箱」を自分たちで担いで入る。