薄緑色の板張りの壁、何年も風雨にさらされた屋根は錆色に。屋根の下にはひさしがつけられ、4つの椅子が外に置かれていました。待合室から外への出口も昔ながらの引き戸。ガラスはキレイに磨かれています。
最近、2両編成の電車が走ります。かつて1両で走っていることもありました。いつからか知りませんが、ホームが広げられたような気がします。この線路の先は、別所温泉へ向かいます.。
木製の引き戸は、昔ながらのまま。こんなガラス戸は、木造の小学校等で見たような覚えがありますが、こんなところにも残されていました。何回か塗り替えられたのでしょうか、いくらかはげ落ちた塗装の感じも、何とも使いこなされた感じがします。
張り出した部分に屋根をつけた出入り口。更に引き戸があり、入ると小さな階段が作られています。引き戸の上部には、街灯として使われている電灯が付けられています。夜になると、明々と灯されます。
かつては使われていたトイレ。現在では入り口に戸が張られ、入ることが出来ないようになっていました。下水道工事の関係でしょうか。これだけで1つの建物になっています。別所線の駅の中でも、こんなトイレが残されている駅は、そんなにないでしょう。