場   所
   
岩手県下閉伊郡岩泉町小本

泉   質
 
   
含硫黄-ナトリウム・マグネシウム-塩化物冷鉱泉

日帰り入浴の営業時間 
   
6:00a.m.〜10:00p.m.
    

料   金 
   
600円

定 休 日
    無  休

岩手県も三陸沿岸、岩泉町は三大鍾乳洞・龍泉洞で知られた町。海岸に近い小本は、宮古から久慈方面へ向かう街道沿いです。少し行けばもうそこは太平洋です。この静かな海の町に、小本温泉があります。

いわれは、何でもこちらのご主人が夢のお告げによって掘り当てたということだそうです。黄金八大龍王の湯といわれるそのお湯は、硫黄分を含み、温泉らしい匂いを発し、満足度は高いです。館内にはその「八大龍王」がまつられていました。

こちらは宿泊もできます。岩手県でも内陸部に比べて温泉の少ない三陸沿岸部では、ありがたい温泉です。

わたくしが訪ねたのは、岩手県宮古市の黒森神楽を見に来たときに、周辺の観光のときに寄ったのでした。

受付でご主人とお話をすることができました。
「どちらから?」
「長野です!」
「はあ〜遠くから見えたんだね。何しに?観光?」
「黒森神楽を見に、大槌町まで来たので、ちょっとこの辺をうろついていました」
「黒森神楽!?あれはウチでもやってくれるんだよ!この駐車場で舞い込みやって…」
…等と、黒森神楽の話題で盛り上がりました!廻り神楽の「北廻り巡行」のときは、神楽宿になるのだそうです。わたくしが黒森神楽に行った2007年は「南廻り」でした。これは「北廻り」の年に、この温泉に浸かって黒森神楽を見れば、最高ですね。

※2011年3月11日の東日本大震災で、こちらも大津波の被害を受けたそうですが、奇跡的に建物は残ったようです。復旧に向け、動いているそうです。