<群馬県吾妻郡東吾妻町松谷>
松谷神社/3月15日(春祭)、11月23日(秋祭)

(2004年11月23日・松谷神社秋祭)

松谷神社の獅子は「師子舞」と書き、また地面で舞われることなく、神社境内の「神楽殿」で舞われる。そのため「御殿獅子」とも言われ、白足袋を履いている。地区内の行道も行わない。道化役はないが、3人の「ささら」(子獅子)が摺簓を持って舞う。獅子は雄獅子2頭、雌獅子1頭。

演目は、@渡りびょうし、Aおかざき、Bぎんぎゃく、Cしゃぎり、D渡りびょうし、E島おかざき、Fでは、Gやすみ、Hしゃぎり、I渡りびょうし、Jさがりは、Kくるい、Lしゃぎり、Mほっぽう、Nかたばち、Oしゃぎり からなる(実際は、時間短縮もあって、出入りの「渡りびょうし」「しゃぎり」を省略して、奏演)。

ちなみに松谷では「太々神楽」も伝承され、1月14日に奏演される。3月15日の春祭では「師子舞」と「太々神楽」、11月23日の秋祭(午後1:00〜)では「師子舞」のみ舞われる。