新潟県長岡市朝日

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新潟・長岡市旧越路町・朝日にある蔵。酒は「朝日山」「久保田」「越州」「越乃かぎろひ」などなど。

天保元年(1830)の創業といいますので、古くから酒造を行ってこられたところです。その当時の屋号が「久保田屋」だったそうで、有名な「久保田」はここからのネーミングだそうです。

実際お訪ねすると、大変大きい酒蔵だなあ〜という印象でした。周囲が田んぼが広がる中、ちょっとした丘陵の裾に位置していましたので、一際目立つところにありました。

こちらに行ってみたい!と思ったのは、蔵元でお酒を買ってみたい…ということもありましたが、周辺に魅力的なところがあることです

まず、朝日酒造さまから丘を登っていくと、小さな神社がひっそりとあります。ここが朝日神社で、その鳥居の脇の手水に「水」が引かれていました。これが朝日神社宝水です。酒造は水が命であることはいうまでもありませんが、この宝の水を使って仕込みをされてきたそうです。

酒蔵の周辺には楽しい場所がありました。そば処「越州」は、美味しいお酒をいただけるのは勿論ですが、「宝水」を使ってうったそばが味わえます。また、蕎麦猪口が、利き酒をするときのもので出てきたり、酒造の道具「半切り」を使っておられたり…。酒蔵ならでは、といった空間でした。

また、お酒や、酒蔵ならではのお菓子「ひねりもち」、酒器他、楽しいお土産を買えるコーナーもありました。

ここで、「朝日山」や「越のかぎろひ」などを買って帰ってきました。

純米大吟醸「久保田」萬寿