近年、邦楽が注目されてきました。もちろん今になって初めて注目されたわけではありませんが、古典の世界から少し雰囲気の違った音楽として、演奏される方々が増えました。そんな中で、庵主がお気に入りなのが三味線です
 三味線、三絃、三弦…いろいろな呼び方があります。「三味線」というと、やはり民謡、長唄等で使うタイプをイメージしますし、「三絃」というと地歌で使うものをイメージします。また最近「三絃」を「三弦」と表記するものも目にします。まだ「絃」の字の方が日本の楽器のイメージが強いような感じもなくはないです。
 津軽の芸人たちが築きあげてきた三味線。その聴かせる「技」の卓越は、いまだに進歩し続けています。
今や世界中に広がりつつあります。
 三味線は「声」の音楽を支える楽器。その独特の音色、奏法を活かしつつ、可能性が広がってきました。
新しい音楽ジャンルになりつつあります。
 南九州〜宮崎県・鹿児島県〜の民俗楽器。
猫や犬の皮ではなく、木のままで、板三味線とか箱三味線ともいいます。大変、謎の多い楽器です。
 日本人が好まない音であると言われてきたナゾの楽器。三絃と四絃のものがあります。
「おわら」だけではなく、民俗音楽のなかでは結構使われている、不思議な楽器です。
 鹿児島県・奄美の島唄には欠かせない、蛇革の三味線。
見かけは沖縄三線と似た感じですが、実際の音は、かなりちがいます。大変に魅力のある南方の楽器です。
 本土の三味線のルーツともいえる蛇革の三味線。独特な沖縄音楽にはなくてはならないサウンドです。
沖縄民謡だけでなく、さまざまな音楽に影響を与えています。

【マイ・津軽三味線】

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